2005年08月21日

アイーシャの絵画展@福岡

sisters.jpg

福岡在住のミセス・ボーダーのレポートです。絵画展をするに当っていろいろご苦労があったようです。

***  ***  ***  ***

8月初めの一週間、福岡市美術館にて「アイーシャ展」の受付をしました。
ま〜色々ありました。でわ、その時の実況報告など。

「アイーシャ」はナターシャ・ペインターの本名で絵画にはこの名前を記入しています。ポスター掲示版には作者の名前は出さず、題名の「Perception and The colour of poetry」の英語表示だけでしたので、ナターシャの名前を求めて来たお客様は会場を探されたようでした。「これはどう言う意味?」と聞かれ「認識と詩の彩りです」…とお答え。むろん、絵についての詩が10数点展示してありました。

今回の絵画展はとても鑑賞者が多くて、1日平均200人位で、6日間中で1200人でした。2年前の福岡県立美術館での展示会は平日50人程、日曜で100人程度ですから、受付冥利に尽きます。
と言うのも、隣の会場で「アール・デコ」(フランスで有名なブランド)の展覧会に来たお客様がついでに、流れて来て下さったので有難い結果になったのです。

作者のナターシャも毎日、午後から会場に来ていて、国連関係者や長崎・熊本や長崎の美術館関係の方々が観覧され、次の展示会の相談や講演会の依頼などもあり、大きく飛躍しそうです。国連関係者は、アフガン報撃やイラク追撃のモノクロ絵(9作品−1枚中に6〜9枚組)をアメリカで展示という案がどうなるか判りませんが、支援者としてはワクワクです。  
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Posted by kuronekokotoshan at 10:50Comments(0)TrackBack(0)ボーダーズレポート

2005年06月06日

ミセス・ボーダーのパキスタン旅日記 (4)

ラジャ・バザ ール.JPG

パキスタンの写真4枚がボーダーさんより送られてきましたので早速アップします。
今回は文章は付いていないようですが後から別メールで説明していただきましょうねぇ。(笑)
異文化の匂いぷんぷんの写真です。なんだかわくわくしてしまいます。  
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2005年06月04日

ミセス・ボーダーのパキスタン旅日記(3)

コーランの授業・2年生.JPG


[5月4日] 大人も子供も同じ教室

午前中にペシャワルにある「RAWAの識字教室」を見学した。
識字教室は、アフガン住民が多く住んでいる住宅街にあり、一般の住宅を借り、部屋を教室にして成人女性のための教室を開いています。

授業は午前9時から11時迄で、最上学級は6年生で、全生徒数は90人。
学習内容は文字(パシュトゥ語)の読み書きを教え、RAWAが出版した教科書やNPOが作成した教科書を使います。
各クラスの生徒の年齢差もあり、生徒の中には小学生の中に、学生より高齢の女性も一緒に学んでいて、学校に通う機会のなかった人達でしょう。

子供の親達の中には、女の子は学校に通う必要がないと考える人達がまだ多くいるようで、学校には通っていないが、せめて読み書きできるようにと、この識字教室に通わせている。
RAWAの識字教室は無料なので親も反対はしないのでしょう。
生徒は「難民キャンプ」以外に住んでいる人達が通って来ている人達が多いようです。
 
この地域は、イスラムの特に厳しい土地柄なので、私達女性は特にスカーフをしっかり被るように促されました。
私の、スカーフは軽くて薄くて、熱い所には良いと持ってきた「シルクのスカーフ」、髪と相性が悪くスルスル落ちてきて、イスラム圏では=女性は頭部を全て覆うべし= 黒髪は、男性を欲情させるそうな…こんな年配のオバハンを(私のこと)と思うのだが、習慣だから…それにしても、うっとうしい我がスカーフである。

アリアナ高校を訪問

狭い商店街を通り、路地を入って、建物の中に入ると、普通の一軒の家の部屋を区画して教室を作っている。どれも狭い部屋に子どもたちがひしめいています。机はなく、子どもたちは古びたいすに座っており、いすの足りない室では床に座っています。1年から12年まであります。
どの部屋も出入り口だけで10年〜12年生の男子の部屋は汗と体臭でむせ返る匂いで、体調の全快でない私は部屋の外にいました。先生も、夏の時期は大変との事。

RAWAの学校はどこもアフガニスタン政府に登録しているので、アフガニスタンの普通の教育課程と同じ授業をしています。授業はコーランの授業を1つやるだけで、あとはダリ語、地理、算数、化学、歴史、英語など。

校長室の壁には「カルザイ大統領」の写真が貼ってあり、反対の壁には創始者のミーナやRAWAのポスターが貼ってあった。アフガン政府に登録しているので、ここを出れば高卒の資格になり、カブール大学の入試を受けることができる。国立カブール大学は無料なので、難民が帰って受験することもできる。ただし超難関。
この学校の出身だからこそ、自国の大学へ入学して欲しいな。
ちなみに、パキスタンでは近年の英語教育は小学1年生からある。進んでいるのだ。

午後、ペシャワルからイスラマに戻り、初日来た日本語対応の「ラベンダー・ハウス」に宿泊。
  

付録・難民の数(事務局より)

5月3日の新聞The Newsにアフガン難民に関する記事が出ていました。
1979年から増え始めた難民が最大時にはパキスタンで304万7225人になりました(国連難民高等弁務官事務所UNHCR調べ)。一般的には、アフガン難民600万、そのうち300万がパキスタン、残りがイラン、ウズベキスタン、タジキスタンなどと言われていましたが、UNHCRの数字でもパキスタン300万となっています。それが現在は150万と言われています。半分かえって、半分残っていることになります(または、いったん帰ったが、またパキスタンにきた)。

地域別では、

ペシャワル   60万8653人
クエッタ    34万2772人
ノウシェラ   22万9318人
イスラマバード  4万4637人
カラチ     13万1793人
ラホール     1万8295人
                        以上  
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Posted by kuronekokotoshan at 22:31Comments(3)TrackBack(0)ボーダーズレポート

2005年06月04日

ミセス・ボーダーのパキスタン旅日記(2)

学校  12__年生.JPG

精力的にまわったようですね。病院訪問と同じ日に学校も訪問したようです。


<学校 訪問>

アフガニスタン人は地元のパキスタンの公立学校へは入れず、私立には入れるが難民状態の子供が高い授業料を払うどころか、10歳位から働き始める。

アフガン人は、パキスタンの学校に行ってもアフガニスタンの大学に入る資格が取れないため、パキスタンの学校には行きません。それにパキスタンの学校に入るだけの経済的余裕もない。アフガン難民の子どもたちが学校にいくためには、難民の子どもたち向けの学校に行くことになるらしいです。
そしてその難民向けの学校のひとつがRAWAの運営する学校で、ここは無料。しかし財政難のために、次年度からは子どもたちに多少の負担をしてもらうことも検討していると校長先生が言っていました。学校へ行ける子どもたちも、10歳くらいになると一人前に働くことができると見なされて、学校をやめて働かなければならない子どもが出てくる、と言っていました。

学校の一年間はは前期と後期があり、6,7,8月は休み。この学校は1年生から12年生(小学校・中学校・高校まで)がいて、普通は男女別室だが、教室が足りない為上学年でも共学にしている。

又、いくつかの部屋は午前と午後に分けて別の学年の授業を行なっている。
この学校の運営費は月に4,000ドル掛かる。

教室の見学時に、随分遠い日本からの訪問に驚いている子供が多く、12年生(高校3年生)のクラスでは、私達支援団体に「何故女性だけへの支援なのか?」「ODAの支援金がアフガニスタン政府の中で止まっているのを知っているか」等多くの質問が英語で飛び交い最後は原語で議論が始まった。私には、英語でさえもさっぱり…。

夕食は近くの屋外レストランで蚊に刺されながら、郷土料理、カレー、色々、うんまい。

******

小泉首相のパ訪問で、パキスタンの官邸付近の道路に「小泉首相ようこそ」等の歓迎の横断幕や日章旗が掲げられていた。
お陰で、翌日は官邸近くの道路は封鎖され遠回りのはめに。  
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Posted by kuronekokotoshan at 22:14Comments(0)TrackBack(0)ボーダーズレポート

2005年06月04日

ミセス・ボーダーのパキスタン旅日記(1)

女性患者.JPG

福岡発アジア映画行きのJun Rajiniさんに紹介していただき、メールのやり取りをした後福岡に行った折お会いしたボーダーさんから”アフガニスタンの難民キャンプやNGOの病院や学校がある所を見学するスターディツアーに行ってきます。引率する団体は「RAWA」と言うアフガニスタンの女性が作ったNGOです。29日東京から出発します。無事に帰れたら報告します。”という元気いっぱいのメールをいただいたのが確か4月21日。
”無事帰ってきました”というメールが舞い込んだのは5月19日。
そして一昨日力作の旅行記を送ってくださいました。
出来るだけ多くの人に読んでいただきたいので、何回かに分けて旅行記をお送り致します。

ワタクシより年下ですがお孫さんがいらっしゃる方です。元気です。(笑)

★★★★

「今後のこのスタディ・ツアーの問い合わせ先はRAWA連へお願いしますとのこと。RAWA連のサイトは↓

http://rawa-japan.3005.net/

★★★

では先ず第1回目。  
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Posted by kuronekokotoshan at 21:38Comments(0)TrackBack(0)ボーダーズレポート